適応障害について

私たちの日常生活においては、様々な環境に適応していくことが求められています。
職場などでは同僚や上司、部下との人間関係が必要になりますが、その際には、対人関係で悩みを抱えることがよく起こります。
結婚や昇進などの場合も、プラスの面だけではなく、マイナス面も考えてしまい、ストレスが強まることもあります。
適応障害とは、様々なストレスが原因となり、不安感などが強まったり、遅刻や欠勤などの行動が起こってしまう疾患です。とくに、就学や就職、転職、結婚、離婚など、生活環境が大きく変わった際に発症するケースがよく見られます。
ご本人が「新たな環境にうまく適応しなくては」と思ったとしても、なかなか思い通りに事が運ばない。そのような環境変化のストレスが原因となりうるのです。
なお、適応障害は、ご本人にとってつらい立場におかれたときのみに起こる疾患ではありません。
希望していた企業への就職、昇進、結婚など、ご本人にとって望ましい状況であっても、「上手くやらなくては」というプレッシャーが原因となって発症することもあります。
このようなときは当院までご相談ください
- 仕事などで緊張することが多い
- 仕事や家事に集中できない
- 遅刻や欠勤、早退が増えた
- 些細なことでイライラしてしまう
- 怒りっぽくなったと言われた
- 何事もやる気が出ない
- 何となく気分が落ち込む
- 思考力や判断力が低下してきた
- 不安や焦りを覚える
- 疲れやすくなった
- 食欲が湧かない
- 朝起きられない
- よく眠れない
など